つみたて投資 2026.05.17

毎月いくら積み立てればいい?年代別の目安と計算方法を初心者向けに解説

「とりあえずつみたて投資を始めたいけど、毎月いくらにすればいいの?」と悩む方は本当に多いです。本記事では、手取り収入から計算する基本のルールと、20代〜50代の年代別の目安、そして将来の運用シミュレーションまで、投資初心者にやさしく整理します。

この記事でわかること
  • 毎月の積立額を決めるときの基本ルール
  • 20代〜50代の年代別・積立額の目安
  • 手取り月収から計算する3つのステップ
  • 毎月1万円・3万円・5万円を20年積み立てた場合のシミュレーション
  • 無理なく続けるために知っておきたい注意点

積立額を決める前に知っておきたい3つの基本

つみたて投資は「続けられる金額」がすべての出発点です。最初に背伸びをすると、相場が下がったときに一気に怖くなって途中でやめてしまう原因になります。まずは積立額を決めるときに押さえておきたい3つの考え方から見ていきましょう。

① 生活費を圧迫しない金額にする

投資に回すのは、生活費・固定費を引いたあとの余裕資金が原則です。手取りギリギリで投資を始めると、急な出費で途中解約になり、長期投資のメリットを得られなくなります。

② 生活防衛資金を先に確保する

病気・失業などに備える生活費6か月分程度の現金(生活防衛資金)は、投資よりも先に普通預金などで確保しておきます。これがあると相場が下がっても冷静に待てるようになります。

③ 「金額」より「続けること」を優先

つみたて投資で最も大切なのは長く続けることです。毎月3万円を3年で挫折するより、毎月1万円を20年続けるほうが複利の力で大きな資産になります。

年代別の積立額の目安

あくまで一般的な目安ですが、年代ごとの収入水準・ライフイベントを考えると、次のような積立額が無理のないラインといえます。もちろん個別の事情で前後しますので、絶対の正解ではない点はご了承ください。

年代毎月の目安主な目的
20代5,000円〜2万円投資に慣れる・長期で複利を活かす
30代1万〜3万円住宅・教育費とのバランスを取りながら
40代2万〜5万円老後資金の本格的な積み増し
50代3万〜6万円退職までの最終追い込み

20代は金額よりも長く運用できる時間が最大の武器です。月5,000円でも30〜40年続ければ大きな資産に育ちます。40〜50代は時間の差を金額でカバーする発想に切り替えます。

少額から始められるネット証券

毎月1,000円や100円から積立できるネット証券もあります。クレカ積立に対応している証券会社ならポイント還元も受けられるので、初心者でも始めやすい環境が整っています。

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手取りから計算する3ステップ

年代別の目安はあくまで一般論なので、最終的には自分の家計に合わせて決めることが大切です。次の3ステップで具体的な金額を出してみましょう。

ステップ1:手取り月収を把握する

給与明細の「差引支給額」が手取りです。ボーナスがある人は年間手取り合計を12で割って月平均を出します。年間手取り360万円なら月あたり30万円です。

ステップ2:手取りの10〜20%を上限ラインに

一般的な目安として、手取りの10〜20%を投資・貯蓄の合計に充てるとバランスが取りやすいといわれます。手取り30万円なら月3万〜6万円が貯蓄・投資の合計ラインで、そのうちの一部を投資に回します。

ステップ3:先取りで自動引き落としにする

つみたて投資は「使う前に投資する」先取り型がおすすめです。給料日後すぐに自動で引き落とされる設定なら、意思の力に頼らず続けられます。

毎月いくらでいくらになる?運用シミュレーション

毎月1万円・3万円・5万円を、想定年利5%で20年間積み立てた場合の資産額を比べてみましょう。将来の運用成果を保証するものではありませんが、複利の効果を実感しやすい例です。

毎月の積立額20年間の元本想定評価額(年利5%)運用益
1万円240万円約411万円約171万円
3万円720万円約1,233万円約513万円
5万円1,200万円約2,055万円約855万円

たとえ月1万円でも20年続ければ、元本240万円に対し170万円ほどの運用益(想定)が期待できます。「少ないから意味がない」と諦めず、1万円からでも始める価値は十分あります。

ただしこれは平均年利5%が継続した場合の試算です。実際は値下がりの年もあり、短期では元本割れもあり得る点は必ず理解しておきましょう。

無理なく続けるための注意点

① 金額は途中で見直してOK

結婚・出産・住宅購入などライフイベントに合わせて金額を柔軟に変えることが大切です。「やめる」のではなく「減らす」のが続けるコツです。

② 投資にはリスクがあることを忘れない

株式や投資信託には価格変動リスク・為替変動リスクがあり、元本は保証されません。夜眠れなくなるほど不安になる金額は、最初から避けるのが賢明です。

③ 商品選びとセットで考える

同じ金額でも、選ぶ投資信託の信託報酬や中身でリターンは変わります。低コストのインデックスファンドを中心に、長期で持てるシンプルな商品を選ぶのが初心者の王道です。

この記事のまとめ
  • 積立額は「続けられる金額」を最優先に決める
  • 生活防衛資金(生活費6か月分)を先に確保してから投資へ
  • 20代は月5,000円〜2万円、30代1万〜3万円、40代2万〜5万円、50代3万〜6万円が一つの目安
  • 手取りの10〜20%を貯蓄・投資の合計に、そのうちの一部を投資に
  • 毎月1万円でも20年で大きな資産に育つ可能性があるが、価格変動リスクは必ずある

まずは口座を作ってから考えるのもアリ

口座開設は無料で、開設だけしておけば「やる気になったタイミング」ですぐに積立を始められます。複数のネット証券を比較して、自分に合った1社を選んでみましょう。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定の金融商品の推奨を行うものではありません。投資には価格変動リスク・為替変動リスク等があり、元本が保証されるものではありません。シミュレーション数値は一定の年利を前提とした概算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。詳細は免責事項をご確認ください。