つみたて投資 2026.05.24

20年つみたて投資をしたら本当にいくらになるのか?リアルな試算で確かめてみた

「毎月コツコツ積み立てたら、将来どれくらい増えるの?」そんな疑問に応えるべく、月1万円〜5万円のパターンで20年後の資産を具体的にシミュレーションしました。

この記事でわかること
  • つみたて投資の「複利効果」がなぜ強力なのか
  • 月1万円・3万円・5万円それぞれ20年後にいくらになるか(試算)
  • 利回り3%・5%・7%の違いが最終的にどれほど差を生むか
  • 新NISAのつみたて投資枠を活用するメリット
  • リスクと注意点(元本保証ではない)

つみたて投資の「魔法」=複利のしくみ

複利とは何か?

つみたて投資が長期で威力を発揮する最大の理由は複利効果です。複利とは「利益がさらに利益を生む」しくみのこと。たとえば、1年目に得た運用益をそのまま再投資することで、2年目はその分も含めた元本に利益がつきます。これを20年繰り返すと、後半になるほどお金の増え方が加速していきます。

単利との違い(イメージ)

単利は毎年「最初の元本だけ」に利息がつくイメージ。複利は雪だるまが坂を転がるように、元本+これまでの利益の合計にさらに利益がつきます。20年という時間があるからこそ、この差は非常に大きくなります。

「複利は人類最大の発明だ」──アルベルト・アインシュタイン(諸説あり)とも言われるほど、長期投資における複利の力は絶大です。

20年後のリアル試算:月いくら積み立てたらどうなる?

シミュレーション条件

以下の試算は年率リターンが一定で続いたと仮定した場合の概算です。実際の投資信託の運用成績は毎年変動し、元本が保証されるものではありません。あくまでも「複利の威力を体感するための参考値」としてご覧ください。

月積立額 20年間の投資元本 年利3%の場合 年利5%の場合 年利7%の場合
月1万円 240万円 約328万円 約411万円 約521万円
月3万円 720万円 約984万円 約1,233万円 約1,562万円
月5万円 1,200万円 約1,640万円 約2,055万円 約2,604万円

試算結果から見えること

月3万円を20年積み立てると、投資元本は720万円ですが、年利5%で運用できた場合の試算では約1,233万円になります。つまり、500万円以上が「運用益」として上乗せされる計算です。また年利が3%から7%に上がるだけで、月5万円積立の場合は最終資産に約960万円の差が生まれます。利回りの差がいかに重要かがわかります。

ただし、年利7%のような高い運用成績が20年間ずっと続くわけではありません。投資には価格変動リスクがあり、運用成績によっては元本を下回る可能性もあります。この試算はあくまで「可能性のイメージ」であり、投資の勧誘を目的とするものではありません。

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新NISAのつみたて投資枠を使うと税金面でお得

通常口座との違い

通常、投資で得た利益(売却益・分配金)には約20%の税金がかかります。しかし新NISAのつみたて投資枠を使えば、年間120万円までの積立投資から得た利益が非課税になります。上の試算で例えると、月3万円・年利5%・20年後の運用益約513万円に対して、本来なら約102万円の税金がかかるところ、NISAなら0円。この差は非常に大きいです。

つみたて投資枠の基本情報

20年つみたてを続けるための3つのコツ

① 自動積立で「ほったらかし」にする

毎月手動で買い付けていると、相場が下がったときに怖くなって途中でやめてしまいがちです。証券口座の自動積立設定を使い、給与振込後すぐに自動で積み立てられるようにしておくと、感情に左右されにくくなります。

② 下落相場を「安く買えるチャンス」と捉える

積立投資は価格が下がっているときにより多くの口数を買えます(ドルコスト平均法)。長期で見れば、下落局面を経て価格が回復したときに、その安値で仕入れた分が利益の源泉になります。

③ 途中で目標を見直す

ライフイベント(結婚・出産・住宅購入など)によって積立額を変えることは問題ありません。無理のない金額で長く続けることが最も大切です。投資はすべて自己責任で判断し、余裕資金の範囲内で行いましょう。

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まとめ
  • 月3万円を年利5%で20年積み立てると、元本720万円が試算上約1,233万円になる可能性がある
  • 複利効果により、長く続けるほど後半の資産の増え方が加速する
  • 年利の差(3%・5%・7%)が最終資産額に大きな差を生む
  • 新NISAのつみたて投資枠を使えば運用益が非課税になり、さらに有利
  • 投資には元本割れリスクがある。余裕資金で、無理のない金額から始めよう
  • 自動積立×長期継続がつみたて投資成功の鍵

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定の金融商品の推奨を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。詳細は免責事項をご確認ください。