つみたて投資 2026.06.16

ドルコスト平均法とは?仕組みとメリット・デメリットをわかりやすく解説

「毎月一定額を積み立てるだけで、なぜリスクが下がるの?」その答えが「ドルコスト平均法」にあります。仕組みから実例・注意点まで初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • ドルコスト平均法の仕組みと具体的なイメージ
  • 一括投資と比べたときのメリット・デメリット
  • 新NISAのつみたて投資枠との相性の良さ
  • 実際にいくら積み立てると将来どうなるか(数値シミュレーション)

ドルコスト平均法とは?まず仕組みを理解しよう

「毎月同じ金額」を買い続けるルール

ドルコスト平均法(Dollar-Cost Averaging)とは、価格の変動に関わらず、毎回一定の金額を定期的に買い続ける方法です。「毎月1万円分の投資信託を買う」というように、金額を固定するのがポイントです。

価格が安いときは多く、高いときは少なく買うことになるため、購入単価が自然と平均化されていきます。相場を読む必要がなく、感情に左右されにくいのが大きな特徴です。

具体例で見る「口数の違い」

毎月1万円を3ヶ月間積み立てた場合の例を見てみましょう。

投資額 基準価額(1口あたり) 購入できる口数
1月 10,000円 1,000円 10口
2月 10,000円 500円(下落) 20口
3月 10,000円 1,000円(回復) 10口
合計 30,000円 平均買付単価:750円 40口

3ヶ月後に基準価額が1,000円に戻った時点での評価額は 40口 × 1,000円 = 40,000円。投資額30,000円に対して10,000円のプラスになります。もし毎月同じ口数(10口)を買っていた場合は、合計30口 × 1,000円 = 30,000円で利益ゼロです。安い時期にたくさん買えたことが効いているのです。

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ドルコスト平均法のメリット・デメリット

3つの大きなメリット

知っておきたいデメリットも正直に

「相場の予測よりも、続けること。」ドルコスト平均法の本質は、長期・積立・分散という投資の王道スタイルを自動的に実行できる点にあります。

新NISAとの組み合わせで最大限に活かす

つみたて投資枠との相性は抜群

2024年からスタートした新NISAには「つみたて投資枠」があり、年間120万円まで積立投資の利益が非課税になります。ドルコスト平均法を使った積立は、このつみたて投資枠の考え方とそのまま合致します。毎月一定額を自動積立に設定しておけば、あとは放置でOKです。

月3万円積み立てたらどうなる?シミュレーション

積立期間 積立元本 想定年利3%の場合 想定年利5%の場合
10年 360万円 約419万円 約466万円
20年 720万円 約984万円 約1,233万円
30年 1,080万円 約1,748万円 約2,496万円

※上記はあくまで試算です。実際の運用成果を保証するものではなく、相場環境によって大きく異なります。投資にはリスクがあり、元本割れの可能性があります。

複利の力と積立の継続が組み合わさると、長期では大きな差が生まれやすいことがわかります。ただし、これはあくまでシミュレーションであり、実際の利回りは変動します。「必ず増える」という保証はない点を念頭に置いてください。

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まとめ

  • ドルコスト平均法は「毎回同じ金額」を買い続けることで、平均取得単価を下げやすくする手法
  • 価格が下がった時期に多く口数を買えるため、相場の上下に一喜一憂しにくい
  • 右肩上がりの局面では一括投資に劣ることもあり、元本割れリスクもゼロではない
  • 新NISAのつみたて投資枠との相性が抜群で、長期・積立・分散の王道スタイルを自動実行できる
  • 投資はあくまで自己責任。まずは少額から始めて、長く続けることが大切

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や特定の金融商品の推奨を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。詳細は免責事項をご確認ください。